脂がのっている秋
秋は収穫の季節ということもあり食べ物が美味しい季節として知られていますが、この時期に特に選ばれている魚介といえばさんまがあげられるのではないでしょうか。
冷凍の技術が進化していることもあり年間を通して楽しむことができますが、やはり脂ののっている秋は特に美味しくいただくことができます。
新鮮なものは刺身として食べることができますが、わさびよりも生姜との相性が良い魚です。
生で食べる場合はできるだけ新鮮で良いものを選びましょう。
そして秋の時期に特に楽しまれている調理法といえばシンプルな焼き魚です。
自宅で焼くと皮がくっついてしまうことも多いですが、事前にグリルや焼き網をしっかり熱しておけばかなり防ぐことができます。
より簡単に焼くのであればフライパンもおすすめです。
大根おろしとの相性が抜群ですのでこちらも忘れずに用意したいところです。
煮魚としても楽しめる
さんまは焼き魚というイメージも強いですが煮魚としても美味しくいただくことができます。
小骨が多くて食べにくいという場合は圧力鍋を使えば骨ごと楽しめるようになります。
味付けはしょうゆ、みりん、酒などシンプルなものですが魚臭さを和らげるにはしょうがをプラスすることがおすすめです。
よりさっぱり食べたいという人は酢をプラスしてみることもおすすめです。
そして、さんまは蒲焼きとしても美味しく楽しめる魚となっています。
三枚におろしたものに小麦粉を少し振り、フライパンで焼いたあとにしょうゆやみりん、砂糖などで作った甘辛いタレと絡めていきます。
骨はすでに取り除かれているので子供にも安心ですし、魚が苦手という人にも食べやすい料理です。
洋風でも楽しんでみよう
さんまは和食に良く合う魚ですが、洋風でも美味しくいただくことができます。
和食でしか食べたことがないという人は洋風の料理でいつもと違うさんまの味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
まず、和食では焼き魚はシンプルに塩だけを使いますが、洋風のグリルではハーブやガーリックもまぶします。
ハーブは魚臭さを取り除くのにも役立ちますし、レモンやオリーブオイルとも良く合います。
さらに煮込みにするのであればトマト煮込みがおすすめです。
トマトソースで煮込めばご飯だけではなくパンとも美味しく食べることができますし、そのままパスタソースにすることもできます。
このほかではバターで焼くムニエルも手軽に作ることができて美味しい料理です。
ムニエルの場合は蒲焼きの時のように三枚におろしておくと良いでしょう。